橋梁点検支援
ひび割れ自動検出システム
SightFusion
ニコンの画像処理技術と精密測量技術を
融合させた画像計測ソリューション
■ 国土交通省「点検支援技術性能カタログ(令和4年9月)」画像計測技術(橋梁)
技術名称:デジタルカメラを用いた画像計測ソリューション
技術番号:BR010010-V0222 NETISページ
ニコントリンブル SightFusion(サイトフュージョン)は、ニコンの画像処理技術とニコン・トリンブルの精密測量技術を融合し、コンクリート橋梁のひび割れをAI(人工知能)で高精度に自動検出する画像計測ソリューションです。
市販のデジタルカメラやドローンで撮影した画像を活用し、点検業務の安全性向上と大幅な効率化を実現します。複雑な作業現場でも、高精度なひび割れデータ取得から効率的な点群処理、調書作成までを一貫してサポートします。
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デモのご要望、
お問い合わせ等お気軽にご相談ください。
SightFusionは、壁面だけではなく床面のコンクリートのひび割れ計測が可能です。
現場で自動合成:撮影漏れを大幅軽減
市販のデジタルカメラをタブレットに接続し、撮影と同時に画像を自動合成。ひび割れ検査における撮影漏れを現場でリアルタイムに確認し、大幅に軽減します。これにより、再撮影の手間を省き、点検作業の効率化とデータ品質の向上に貢献します。
画像撮影による安全性向上とコスト削減
高所や危険な場所での橋梁点検において、デジタルカメラやドローンを用いた遠方からの撮影で安全性を確保します。足場設置や高所作業車が不要となるため、作業員の危険を減らし、点検コストを大幅に削減することが可能です。
Webサービスで一括自動処理:解析時間を短縮
撮影した画像をWebサービス「SightFusion for Inspection」にアップロードするだけで、クラウド上で自動スティッチ(画像合成)とAIによるひび割れ自動検出・計測を一括処理します。これにより、従来の画像処理・解析にかかっていた時間を飛躍的に短縮し、点検業務の効率化を推進します。
SightFusion 導入・操作フロー 3STEP
STEP1 ひび割れ撮影ソフトウェア Capture
PCまたはタブレットにインストールされた「SightFusion for Capture」を使用し、市販のデジタルカメラ(対応機種)をコントロールして橋梁画像を撮影します。撮影と同時に画像を自動合成するため、現場で撮影漏れがないか確認できます。ドローンで撮影した画像も、後述のDesktop版で対応可能です。
画像撮影で安全性を確保
遠方から点検作業を行えるので安全性を向上。交通規制などの必要性も減少します。
(※40mm レンズ使用で6m/ 60mm レンズ使用で10m)
現場で自動合成 撮影漏れの軽減
市販のデジタルカメラをタブレットに接続し、最適なラップ率を確認しながら撮影可能。撮影画像はその場で自動合成※されますので、現場での漏れを抑制できます。※簡易スティッチ
STEP2 ひび割れ自動計測Webサービス Inspection
「SightFusion for Capture」で撮影した画像や、お手持ちのドローン・デジタルカメラで撮影した高精細画像をWebサービス「SightFusion
for Inspection」にアップロード。クラウド上でAIがひび割れを自動検出し、計測までを一括処理します。点検調書作成に必要な報告書データも自動生成されます。
画像をアップロード
解析後
Web サービスで一括自動処理
クラウドで複数プロジェクトの一括自動処理が可能。撮影画像の自動スティッチとAI(人口知能)によるひび割れ検出により処理時間が短縮します。
点検調書作成用にデータを補完
自動検出後、画像を見ながらひびの編集が行えますので、帳票作成用ひび割れデータの補完が可能です。
STEP3: データ活用・連携
検出されたひび割れデータは、DXF/DWGやCSV形式でのエクスポートに加え、汎用性の高いLAS形式などの点群データとしても出力可能です。これにより、各種CAD/CIMソフトウェアとの連携がスムーズに行え、ひび割れ情報を3Dモデルに反映させるなど、BIM/CIMワークフローを強力にサポートします。
3Dモデルへの展開をスピード化
画像解析で得られたひび割れはCAD データとして保管することができ、2D/3D CAD ソフトへの展開や、次回の点検結果との比較にも活用できます。
「SightFusion for Desktop」はドローンや他のデジカメで撮影した画像からひび割れ等の損傷を 解析ができます。
ドローンを含むデジタルカメラで撮影した高精細画像を使って、画像の自動結合、及び損傷の解析が可能。 外部アプリケーションにより画像結合された、高精細1枚画像を取り込んで損傷の解析が可能。
ひび割れ以外の4損傷(剥離、漏水、鉄筋露出、遊離石灰)の解析が可能。
ウイザード形式による、分かり易い操作手順。
ひびわれ幅の任意計測や、損傷の追加・削除・変形の編集が可能。
『うき』や『豆板(ジャンカ)』など自動検出対象外の損傷も、手描きで追加が可能。
結合画像上に損傷トレース結果を重ねてレポート出力が可能。
DXF、数量表(Excel)出力が可能。
デスクトップアプリケーションでの提供。
現地で計測した画像を簡易的にスティッチできるか確認できるデスクトップアプリ(SightFusion for SimpleStitch)を無料でご提供。
Q: SightFusionで検出できるひび割れの最小幅はどのくらいですか?
A: SightFusionは、最小0.1mm幅のひび割れまで高精度に検出することが可能です。詳細な精度については、デモ時に具体的なデータをご覧いただけます。
Q: ドローンで撮影した画像にも対応していますか?
A: はい、SightFusion for Desktopは市販の様々なドローンで撮影された高精細な画像データに対応しています。画像の解像度や撮影方法により最適な検出結果を得られます。
Q: 導入にかかる費用やサポート体制について教えてください。
A: 導入費用はお客様の利用規模やライセンス形態によって異なります。詳細な費用や導入後のサポート体制(初期導入支援、トレーニング、技術サポート、メンテナンス)については、個別にお見積もり・ご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
SightFusionの概要
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