SHARE SLAM S100
一段上の点群測量に最適な
ハンディLiDARスキャナー

SHARE社製 SLAM S100シリーズは、最大300mの長距離計測と点群厚さ5mm・相対精度1cmクラスを実現する プロフェッショナル向けハンディLiDARスキャナーです。

「S20で近距離中心の点群測量を始めた次のステップとして、もう一段上の精度とレンジがほしい」― そんなユーザに最適なハイエンドSLAMスキャナーがSHARE SLAM S100です。

高精度・長距離・カラー点群。SHARE SLAM S100が選ばれる理由

SHARE SLAM S100は、従来のハンディLiDARスキャナーでは難しかった 「長距離×高密度×カラー点群」を1台で実現することをコンセプトに設計されています。 S20同様の分かりやすい操作性を維持しながら、よりハードな現場での3D計測に対応します。

SHARE独自のSLAM技術とRTK/PPK対応GNSSにより、市街地から山岳・トンネルまで、cm級のカラー点群を安定して取得。 インフラ点検・道路・河川・森林・文化財など、幅広い現場の高精度3D計測を1台でカバーします。

「簡単なのに高精度」S100の主要機能とメリット

【初心者でも安心】直感的な操作とリアルタイム表示

• 複雑な設定は不要。電源を入れて歩くだけで、周囲の空間を高精度な3D点群データとしてリアルタイムに表示します。
• 専用アプリとスマートフォン連携で、取得状況をその場で確認。撮り直しも少なく、効率的な測量作業が可能です。

【確かな精度】RTK/PPK対応GNSSで高精度測位を実現

• RTK-GNSSモジュールを標準内蔵。GPS/GNSSのデータが取得できれば、より正確な点群データを作成できます。
• RTKが使えない山岳・トンネル・ビル谷間でもcm級位置精度を確保し、確かな位置情報を持った点群データを取得できます。

　※RTKを御利用の場合、携帯電話にSIM環境 と 補正情報配信サービス契約(NTRIP)の契約が必要です。

【遠距離で真価を発揮】高精細で綺麗な点群

• S100-32PROは、最大300mの長距離計測で、高架下や法面、橋梁、ダムなど大規模構造物も一度にカバー 対象物に遠い位置からの測量ができ、近距離タイプでは得にくい、より密度の高いクリアな点群データを取得できます。
• S100-32PROは、4台の20MP広角カメラと独立した1.5nm ISPイメージングプラットフォームを搭載、点群に付加されるカラー情報も鮮明で、現場の状況を細部まで忠実に再現します。

【使い易さを追求】プロユースに対応した機能を実現

• デュアルバッテリー＋ホットスワップで最大約180分連続稼働。長時間の歩行計測も安心。
• 1TB内蔵SSDにより、大規模現場の長時間スキャンデータも余裕を持って保存 。

【豊富な機能】点群データ作成だけではない機能

• PointClouds Sutadioはデータ処理アプリケーションですが、長さ計測、断面処理、画像を使って点群補完しながらの確認も可能です。

【3D Gaussian Splatting】綺麗な3Dを実現

• 3D Gaussian Splattingは複数の写真から滑らかな3Dを再現する技術で、付属のアプリケーションにて計測した写真の歪みなどを補正したデータをエクスポートできるので、postshotなどのアプリケーションで簡単に3D Gaussian Splatting（3DGS）が作成できます。

S100があなたの現場を変える：具体的な活用事例

「点群測量を導入して何ができる？」S100は、様々な現場でこんな課題を解決します。

【点群データ活用へ】建築現場の進捗管理を効率化

従来の測量に比べ、圧倒的なスピードで工事現場の3Dデータを取得できます。日々の進捗状況を点群データで可視化し、手作業での計測時間を大幅に削減し、検査・確認作業をスムーズにします。

【経験が浅くても大丈夫】リフォーム・改修現場の現況測量

既存建物の複雑な形状も、S100なら手軽に3Dデータ化。図面がない現場でも、正確な現況点群を取得し、設計・施工計画の精度を向上させます。特に、室内や狭い空間での高精度な点群取得に威力を発揮します。

【点群活用をスタート】データ後処理も安心サポート

取得した点群データは、主要な点群処理ソフトウェアで活用可能です。弊社では、点群データの取り扱いからソフトウェア連携まで、プロユース向けのサポート体制もご用意しています。

SHARE SLAM S100シリーズ ラインナップ比較

SHARE SLAM S100シリーズは、用途や求める点群密度・距離に応じて3モデルからお選びいただけます。

項目	SHARE SLAM S100-16	SHARE SLAM S100-32	SHARE SLAM S100-32 PRO
LiDARチャンネル	16 ch	32 ch
点群の取得数／秒	最大320,000 pts/s	最大640,000 pts/s
スキャン範囲（距離）	0.05 ～ 120 m		0.05 ～ 300 m
カメラ構成	広角カメラ 2台		広角カメラ 4台
有効画素数	16 MP		20 MP
点群の厚さ	≦5 mm
相対精度	≦1 cm
絶対精度	≦5 cm
本体サイズ	386.8mm x 152.7mm x 174.4mm
重量	2,438g		2,128g
Wi-Fi	Wi-Fi 6, 2.4GHz
データ容量	1TB SSD
RTK精度	水平 0.8cm + 1ppm, 垂直 1.5cm +1ppm
バッテリー容量	49.436wh (3400mAh) x 2式
使用時間（最大）	180分
Wi-Fi	Wi-Fi 6, 2.4GHz

※仕様は予告なく変更になる場合があります。
※XYは平面直角座標系に変換できますが、ジオイド高は考慮されません。変換が必要な場合は別途、ジオイドコンバータをお買い求めください。

よくあるご質問（FAQ）

Q: 測量経験がなくてもS100は扱えますか？

A: はい、S100は直感的な操作性を重視して設計されており、測量初心者の方でも安心してご利用いただけます。専門スタッフによる導入後のサポートやトレーニングも充実しています。

Q: 取得した点群データはどのように活用できますか？

A: S100で取得したデータは、専用ソフトウェアはもちろん、汎用的な点群処理ソフトウェアで編集・解析が可能です。敷地や形状データ作成にも活用いただけます。

Q: 近距離の測量と遠距離の測量では、どちらが得意ですか？

A: S100は長距離ハンディタイプであるため、特に遠距離（例：0.1m～300m）での測量において非常に高精度で密度の高い綺麗な点群データを取得できます。構造物の細かい凹凸や室内の詳細な形状把握に最適です。S100はプロユースでもご使用いただけるオールラウンドなSLAMとして活用いただけます。

Q: 価格について教えてください。

A: S100の価格や、他製品との比較に関するご相談も承っております。お見積もりをご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

SHARE SLAM S100 紹介ビデオ

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