LidarSLAM
SHARE SLAM S10

SHARE社製 SLAM S10 LidarSLAMは、統合RTK測位モジュールとSLAM（Simultaneous Localization and Mapping）技術を利用した高精度な3DLidarシステムです。このシステムは、Lidarセンサーを用いて周囲の環境をリアルタイムでスキャンし、SLAMアルゴリズムにより自己位置を正確に特定しながら、詳細な3Dマップを生成します。測量向けハンディ3Dスキャナー S10は、作業者1名で計測作業が可能です。歩きながら、室内外、森林、プラント設備、工事現場などを短時間で計測できます。測量の場合、GCPを取得できます。

SHARE SLAM S10 特徴

20°傾斜LiDARセットアップ

LiDAR は地面に向かって 20 度傾けられており、手動で再配置することなく、地面、前方領域、天井を包括的にカバーできます。この設定によりスキャン効率が向上し、1 回のパスですべての関連領域をキャプチャできます。

135°デュアルカメラ統合

高解像度の広角SHAREカメラ2台を135°の角度で配置した構成により、画像キャプチャ範囲が拡大します。スキャナ内のカメラの統合設計により、組み立ての不一致がなくなり、高精度なカラーレンダリングが保証されます。

統合RTK測位モジュール

RTK、IMU、カメラ、その他のコアセンサー間のマイクロ秒レベルの同期を保証する、すぐに使用できる組み込みの RTK モジュールが標準装備されています。7 つの衛星と 21 のチャネルをサポートし、センチメートルレベルの測位精度を実現します。

GPSが利用できない環境でも高精度スキャン

SHARE-SLAM-RTK アルゴリズムは、GPS が利用できない環境でも屋内スキャンに正確な地理座標を提供し続けます。安定した RTK 信号のあるエリアに戻ると、システム エラーが自動的に修正され、データの精度が向上します。

カラーポイントクラウド処理とリアルタイムプレビュー

内蔵カメラを搭載したこのシステムは、点群データとリアルタイムでキャプチャされた画像を統合します。高性能プロセッサにより、膨大な量のデータを効率的に管理し、業界をリードするリアルタイムのデータ処理とプレビューを実現します。

オープンループスキャン機能

安定した RTK 信号により、独自開発の融合アルゴリズムが地理座標が埋め込まれた点群データを生成するため、ループクロージャが不要になります。これにより、5 cm 未満の絶対精度で点群データを一貫して提供できます。

SHARE Pointclouds Captureアプリ

ハンドヘルド デバイス用に設計されたこのモバイル ソフトウェアは、Android と iOS の両方をサポートしています。操作中にポイント クラウドをリアルタイムでスムーズにプレビューし、デバイス上で再生するために直接ダウンロードすることができます。

片手で操作できるMagSafe内蔵

このデバイスは MagSafe を内蔵しており、タッチするだけで片手で操作できます。これにより、手を切り替える必要がなくなり、ユーザー エクスペリエンスが簡素化され、落ち着いたエレガントなワークフローが維持されます。

マイクロ秒レベルの時刻同期技術

SHAREイメージアルゴリズム、点群-画像フュージョンアルゴリズム、およびマルチセンサー・マイクロセカンドレベルの同期技術の採用でシステムは優れた色精度と、より忠実な色再現を点群に反映し、数センチの相対精度が可能となります。

Apple Vision Proと互換性があり、操作性が向上

このシステムは、スキャンに Apple Vision Pro の使用をサポートし、最先端のコンセプトと高度な測定技術を融合し、メタバースを探索して対話するための革新的な方法を切り開きます。

SHARE SLAM S10 スペック

計測距離	40m・70m@反射率10%	メモリ	256GB（拡張可能）
計測速度	20万点/秒	電源	14.4V
レーザー	Class 1	全体	297.7×103.7×104.8mm
視野	360°ｘ270°	メインユニット	133.1×104.8×103.7mm
FOV水平	360°	重量	1,010g
FOV高度	-7°～52°	計測環境	-20℃～55℃
内蔵カメラ	2台×12MP	IP基準	IP 54

※仕様は予告なく変更になる場合があります。

SHARE SLAM S10 紹介ビデオ

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