IMU搭載 GNSS受信機
Trimble R780-2
IMUチルト補正で測量現場の常識を変える
「思いのままに、観測しよう」
高い精度と生産性の両立を叶えるGNSS受信機
■NETIS登録情報
技術名称:RTK-GNSSとIMUによるチルト補正観測
NETIS登録番号:KK-240102-A NETISページ
ニコントリンブル Trimble R780 GNSS受信機は、IMU搭載3周波マルチGNSSスマートアンテナで本体が傾いた状態でも内蔵のIMUセンサーが受信機の姿勢を自動検知し、ポール先端の座標値を自動算出。
整準に神経をすり減らす必要がなく、誰でも簡単・スピーディーに高精度観測が行えます。Trimble R780は独自のIMU(慣性計測装置)テクノロジー「Trimble
Inertial Platform(TIP)」を搭載しています。
※ 国土地理院1級GNSS測量機
「税制優遇・補助金制度」の対象製品
デモのご要望、
お問い合わせ等お気軽にご相談ください。
Trimble R780-2が選ばれる5つ理由:IMUチルト補正による革新的な測量
従来のGNSS測量では、ポールを常に垂直に保つ必要があり、作業効率の低下や肉体的な負担が課題でした。しかし、Trimble R780-2は内蔵のIMUセンサーと革新的なテクノロジーにより、この課題を根本から解決します。
ポールを傾けても高精度測位:Trimble TIP™テクノロジーの力
Trimble R780-2は、独自の「Trimble Inertial Platform(TIP)」テクノロジーを搭載。GNSS受信機本体が傾いた状態でも、内蔵IMUセンサーが受信機の姿勢を自動検知し、ポール先端の正確な座標値をリアルタイムで算出します。これにより、
ポールを水平に保つ必要がなくなり、測量作業の自由度が飛躍的に向上します。 複雑な地形や障害物のある場所でも、ストレスなく高精度な測量が可能になります。 (TIP™テクノロジーの概念図や動画へのリンクをここに配置)
VIDEO
測量時間の短縮と生産性向上:誰でも簡単・スピーディーな観測
整準作業が不要になることで、
測量にかかる時間を40%短縮 できます。熟練の技術者でなくとも、誰もが簡単に正確な測量を行うことができ、測量現場全体の生産性向上に大きく貢献します。複雑な設定は不要で、直感的な操作が可能です。
悪条件にも強い:Trimble ProPoint®テクノロジーで高精度測位を実現
Trimble R780-2は、最先端の「Trimble ProPoint®テクノロジー」を搭載しています。これにより、建物が密集した市街地や樹木が多い場所など、GNSS信号が届きにくい悪条件下でも、安定した高精度測位を実現します。
従来機では観測が困難だった場所でも、Trimble R780-2であれば測位できる可能性が高まります。 Trimble R780は、崖の側や足場の悪い場所など、立ち入りの厳しい場所での観測時や、素早く観測したい交通量の多い道路での観測時、構造物に隣接する整準できない場所での観測時に大きく力を発揮します。
また、磁気の影響を受けないIMUベースのR780は、車や鉄筋コンクリート等の金属製品、室外機の側などでの観測時にも、安定した精度を維持します。
取りこぼしのないTrimble 360テクノロジー
Trimble 360テクノロジー は、GNSS受信機の性能を最大化する技術で、
672チャンネルの信号処理 により、取りこぼしのない高精度測位を実現します。困難な環境でも安定した測位が可能で、建設・測量・地理空間データ収集に貢献します。Trimbleの最新世代エンジン「ProPoint」と組み合わせることで、厳しいGNSS環境下でも生産性を向上させます
。
測位中断を防ぐTrimble xFill®テクノロジー
RTK補正データ が一時的に途切れても、
Trimble xFill® が測位を継続。通信障害が多い山間部や都市部でも、
測量作業を中断することなく 、スムーズに進行できます。これは、限られた時間内で成果を出すプロフェッショナルにとって、大きなアドバンテージとなります。
Trimble R780-2は、測量現場の厳しい要求に応えるための様々な特長と卓越した技術仕様を備えています。
IMU搭載3周波マルチGNSSスマートアンテナ
GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS(みちびき)など、主要な
マルチGNSS衛星からの信号を受信可能 。
3周波対応 により、安定した高精度測位を提供します。
強靭なボディと優れた耐久性(IP68/MIL-STD対応)
防塵防水性能IP68、さらに米国軍事規格MIL-STD-810Gに準拠した堅牢設計。
2mのポール落下試験にも耐えるタフネス で、過酷な測量現場での使用にも耐えうる高い耐久性を誇ります。 (製品の堅牢性を示す画像や試験風景の動画などを配置)
最新のアプリケーションとの連携
測量データ処理ソフトウェア「Trimble Access」等との
シームレスな連携 により、現場でのデータ管理からオフィスでの解析まで、一貫したワークフローを構築できます。直感的で使いやすいインターフェースも特長です。
LANDRiV PRO
工事測量に適したアプリケーションで測設時に座標での誘導の他、ARを使用して近くまで誘導できます。
専用コントローラー「LANDRiV Pro」の帳票オプションでは、[測量観測記簿][測量観測記簿][座標変換計算書][精度確認書]の4つの帳票が出力できます。
SKY Controller
SKY ControllerはVRS,RTK,スタティック測量ができ、機器はTrimble R12i、Trimble R580、Trimble
R4s、Trimble DA2 等に対応しています。 測設時に座標での誘導の他、ARを使用して近くまで誘導できます。
Trimble Access
Trimble Accessは、現場でのデータ収集、計算、管理を効率化するフィールドソフトウェアです。Trimble R780-2で取得した高精度データをリアルタイムで処理し、測量作業の精度と速度を向上させます。特に、VRS(ネットワーク型RTK)やTrimble
IBSS(Internet Base Station Service)との連携により、その真価を発揮します。
Trimble IBSS(Internet Base Station Service)
インターネット経由でRTK補正情報を基準局受信機から移動局受信機へストリーミングするサービスです。同じTrimble Connectプロジェクト内でIBSSを使用すると、移動局は補正情報を自動受信し、個別のサーバ設定は不要です。プロジェクトには複数のIBSSマウントポイントを設定可能で、恒久的・一時的な基準局のどちらにも対応。基準局の位置を変更しても、同じマウントポイントを継続使用できます。
VRS(ネットワーク型RTK)
VRS(ネットワーク型RTK)は、複数の電子基準点からのデータを統合し、仮想基準点情報を提供するサービスです。Trimble R580はVRSに対応しており、広範囲で高精度なRTK測位を安定して行うことが可能です。
日本テラサット配信契約のお申し込み承ります。
料金プラン詳細はこちら
Trimble RTX
Trimble RTXは、通常はVRS(ネットワーク型RTK)で計測だが、衛星からの補正データを受信し、高精度測位を可能にするグローバルな衛星測位サービスです。VRSサービスが利用できない地域でも、Trimble
R580とRTXを組み合わせることで、高い精度での測量を実現します。
Trimble RTX テクノロジー
GNSS補正情報配信サービス
「LANDRiV Pro」「Trimble Access」の使用で、GNSSとトータルステーションを切り替えて作業するハイブリッド観測が可能。作業内容や要求精度に合わせて最適なセンサーを選択することができ、作業効率化を実現できます。
活用シーン:Trimble R780-2が活躍する現場
Trimble R780-2は、その高い精度と効率性から、様々な測量・計測現場で真価を発揮します。
建設・土木現場での杭打ち・墨出し
基礎工事から構造物の位置決めまで、高精度な測位が求められる杭打ちや墨出し作業を効率化。傾斜したポールでも正確な座標が取得できるため、作業中断が少なく、工期短縮に貢献します。
災害調査・情報化施工への応用
被災地の迅速な状況把握、復旧工事における正確な計測に貢献。情報化施工の基盤となる高精度な3次元データ取得にも対応します。
3D計測・BIM/CIM連携
高精度な測位データは、BIM/CIMモデルへの連携に不可欠です。Trimble R780-2で取得したデータを活用し、設計から施工、維持管理までの一貫した3Dワークフローを構築できます。
GISデータ収集と管理
高精度な位置情報が必要なGIS(地理情報システム)データ収集にも最適です。インフラ管理、資源調査など、幅広い分野で活用いただけます。
Trimble R780-2の導入は、単なる機器の更新にとどまらず、貴社のビジネスに多大なメリットをもたらします。
経験者・未経験者問わず高精度測量を実現
直感的な操作性とIMUチルト補正により、測量の経験が少ない作業員でも高い精度で観測が可能です。これにより、人材育成コストの削減と、測量業務の属人化解消に繋がります。
作業時間の短縮による人件費削減
測量作業の効率化は、現場での人件費削減に直結します。短時間でより多くの測量が可能になるため、プロジェクト全体のコストダウンに貢献します。
税制優遇・補助金制度の活用で初期費用を抑える
Trimble R780-2は、国土交通省の「NETIS(新技術情報提供システム)」に登録された技術であり、
生産性向上設備投資促進税制や中小企業向け補助金制度の対象となる可能性があります。 導入コストを抑えながら、最新技術を導入いただけます。
Trimle R780のヘルプポータルでは、機能の詳細情報や使い方ガイドが確認できます。 充実したトピックスや動画で、操作中にわからないことがあればすぐに調べることができます。
Trimble R780ヘルプポータル
VIDEO
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